先日の新婚旅行で13泊14日したホテルについて書きたいと思います。今回の旅は、新婚旅行ではありますが、豪華なホテルではなく、便利で生活のしやすいお安めのホテルを選びました。
宿泊したのはこちら↓
Citadines Les Halles Paris(シタディーヌレアールパリ)です。booking.comで予約しました。オペラなどの他の地区にも系列店があります。
○直前までキャンセル無料
○当日現地で現金またはカード払い
コロナ禍で、いつキャンセルになってもおかしくなかったので、大変ありがたかったです。
そしてなんといっても立地が大変よく便利です。パリの中心にある地下鉄「シャトレ・レ・アル駅(Gare de Chatelet-Les Halles)」のすぐ真上にあります。その駅にはメトロの1・4・7・11・14とRERのA・B・Dが乗り入れており、イル・ド・フランスのほぼ全域にアクセスできます。
また、フォーラム・デ・レアールというショッピングモールがすぐ隣にあり、モノプリと言うスーパーも入っています。またホテルの目の前にはパン屋があり、朝から焼きたてのパンが手に入ります。また、有名なポンピドゥーセンターは500mの距離にあります。周りにはバーやカフェがたくさんある若者の街です。現地に住む日本人は”日本で言う『新宿』くらい良い立地”と話していました。
私たちが宿泊したのは2021年の8月上旬です。
○部屋の名前:スタジオ(25m2)
○大人2人
○ツインベッド
○1部屋13泊
上記で消費税込みで ¥149,579(€1,156)これに市税が1人1泊¥371なので+¥9,637になり、トータルで¥159,217(€1,230.82)でした。コロナ禍で観光客が少ないからということもあるかもしれませんが、この立地でこの価格はかなりお得です。
それではお部屋の紹介です。
ドアを入ってすぐ横にクローゼットがあります。大きめなので、このようにウェディングドレスを保管することができました。
小さなキッチンを通り過ぎるとベッドルームです。
机が1つあります。電話とライトがついています。ウェディングフォトのスタッフがホテルに訪れた際は、フロントからこの電話に連絡がきました。英語ではなくフランス語でした(笑)椅子は2つありました。机に合うサイズの椅子は手前のものだけでした。
シングルサイズのベッドが2つ。両脇にサイドテーブルとコンセント、ライトがついています。
窓を開けると中庭があります。外側の部屋もあるようですが、少し賑やかなのでこちらの方が良いかもしれません。とても静かでゆっくりすることができました。
また、全ての客室には、バスタブ付きバスルーム、キッチンが備わっています。
バスルームです。バスタブがついています。きちんと熱いお湯が出てきて、水圧も特に問題ありませんでした。フランスの安いホテルにしては良いと思います。
シャンプーとリンスは家から持っていきました。100均のボトルに詰め替えて、手作りシールを貼りました。
バスルームの壁に引っ掛けるところがあったので、歯磨きセットと衣類スチーマーを吊るしておきました。
バスタブの横に棚があったので洗濯セットや化粧品・スキンケア類、ドライヤーやヘアアイロンを全て置くことができました。
キッチンです。電子式のコンロ、電子レンジ、食洗機がついています。
スーパーで買ったヴィーガンバーグです。フライパンで焼いて食べました。
こんな感じで使用していました。洗剤もついていましたが、新しいものをスーパーで購入しました。
左下の時計のようなマークのある小さいボタンを1回押すと、1分間加熱されます。これだけでかなり熱くなるので、私たちはこれだけ使用しました。(使い方がわからないだけです)
その電子レンジを使って作った(?)ものがこちら。
食器はホテルに備え付けのものを使用しました。とても優しい味がしました。疲れた胃にちょうどよかったです。
キッチンの向かいには、冷蔵庫と棚がありました。
冷蔵庫の上に棚があり、食器や調理器具がおいてありました。家から持ってきた調味料やラップ、ジップロック、タッパー、ブレッドナイフやまな板はここに入れておきました。
冷蔵庫はこちら。一番上の扉のある小さいスペースが冷凍庫です。家から保冷剤を持って行っていたので、ここで凍らせることができました。バターを日本に持ち帰るのに大活躍しました。
スポンジ、ゴミ袋、トイレットペーパー、タオル、リネン、ハンガーなどは1階(日本でいう2階)の専用の部屋にいつでも交換できるように置いてあります。これは大変便利なシステムだと思いました。
ランドリーサービス、タクシー・イベント・ツアーの予約サービスもあります。フロントは24時間対応してくれます。また、ロビーにはドリンクサーバーがあり、好きな時間にいつでも温かいコーヒーや紅茶をいただくことができます。
こちらは1階(日本でいう2階)のロビーです。
自動販売機が置いてあります。
よく見るラインナップです。ちゃんと水も置いてあるので安心。
そのロビーから0階(日本でいう1階)を見下ろします。ここからは見えませんがここの手前、真下にはフロントがあります。奥のスペースにはテレビやソファがあって、ここでくつろぐ観光客をよく見かけました。
見えますでしょうか?壁際にあるのがドリンクサーバーです。温かいコーヒーや紅茶がセルフサービスで24時間いただけます。紙コップが備え付けられているので、お部屋に持って帰って飲むことができます。
また、お金を払えばビュッフェ式の朝食を毎日楽しめます。ですが、ホテルの目の前にはパン屋さんがあり、焼きたてのパンやサンドイッチを手に入れることができます。「LA PARISIENNE」は2016年のバゲットコンクールで優勝したお店(別店舗ですが同じパリジェンヌ)です。そのお店のパリジェンヌと言うバゲットを食べました。
私たちは美味しいとは思いませんでしたが…笑(色々なバゲットを食べ過ぎているだけだと思います。バゲット作りにはまっているので)。これはサンドイッチにするといいかもしれません。
こんなに種類があります。具がたっぷりで美味しそうです。
他にもたくさんあるのでぜひ試してみてください。
そしてホテル紹介の続きですが、他にも24時間営業のフィットネスルーム、無料Wifiを利用できます。
ランニングマシンや様々な重さのダンベル、ダンスの練習もできそうな大きな鏡もあります。セルフサービスのお水もあるので大変便利でした。
また、私たちはランドリーサービスの洗濯機を利用しました。乾燥機は1度しか使いませんでした。洗濯機の脱水機能だけで十分だと気づいたからです。部屋干しで一晩あれば乾きました。洗濯機5€・乾燥機4€です。フロントで払って、機械を動かすためのコインをもらって下さい。
ホテル自体は少し古いかもしれませんが、設備やサービスは申し分なく、私たちは快適に過ごすことができました。